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高校の公立入試、英語に思う

中学3年生とさまざまな県の模試を解いています。長野県の入試は近年、単語数が多く、1分間に150単語を読んでも間に合わないことがあります。


選択肢のない設問や関係代名詞を含むリスニングもあり、難易度が高いです。時間内に解き切れない受験生が半数以上いると考えられます。


一方、秋田県の問題は学校で学んだ内容と関連しており、習熟度を適切に測る構成です。長野県が秋田県の形式を参考にして難化した印象もあります。


昨日解いた広島県の問題は、長野県より語数が少なく、難易度も長野県よりは低めでした。長文読解ではキノコがテーマになり、理科の学びと繋がっていました。また、社会科で学ぶ折れ線グラフや棒グラフを使った問題もありましたが、構成は複雑ではありませんでした。


公立高校入試の難易度に地域差があるのは課題です。多様な形式に慣れるためには、あらゆる問題を想定した演習で、テスト技術を磨く必要があります。


そこに充てる学校の授業時間はなく、先生方も工夫されていると思いますが、大変でしょう。


問題形式の当て屋みたいにならないように、入試対策以外には、ライティングの添削、英会話とディスカッションも常に行っています。一夜にして英語は身に付かず、です。



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