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通信制高校が満員になる現象

こんにちは。メルク英語教室の林英美です。



メルクには、全日制高校ばかりてなく、通信制高校の卒業を迎えた方々もいます。


先日、中学の途中まで通ってくれていた元メルク生で、今年通信制高校を卒業する教え子が、会いに来てくれました。


自分の病気を乗り越えて、高校をしっかり良い成績で卒業し、春からは大学生になります。そんな元教え子から聞いた情報をこちらでシェアしたいと思います。


通信制高校の生徒は4月以降に増える


通信制高校に中学卒業後、直接入学する高校生も多いですが、それより多いのが全日制高校から転校してくるケースです。


高校1年生の最初から通学するのではなく、高校のいずれかの時期に入学していた全日制高校を辞めて、通信制高校に転校するケースが多くあるのです。


最近ではそのケースがとても多く、松本市内にあるとある通信制高校では、来年度から2部制による運営をしなくては、通信制高校へ転校してくる高校生たちを全員受け入れることが難しくなってそうだと言うことを予測しているそうです。

全日制高校を辞める理由は、病気や学業不振だけではない


最近、通信制高校に転校していくケースとして多い理由が、全日制高校が合わないと言う理由からが多いようです。


コロナ禍を経験した子供たちにとって、長い時間をかけて通学したり、あまり関心のない授業に座っているだけで参加していることに対する不満も多いようです。


それならば、自分自身が時間を管理できて、学びたい科目について、効率的に学べることを選択できる、通信制高校で学ぶ方に切り替えた方が良いのではと言うふうに考える。高校生も多くいます。

通学日数を決められる高校が台頭している



通信制高校に通っているからといって、社会性に欠如しているだとか、人との関わりをしたくないと言う高校生ばかりではありません。


自分自身が選択した通学スタイルの中で、必要に応じて学校へ行き、技能強化を受けたり、先生や友人たちと交流することを望んでいる高校生たちも多くいます。


そんな中、全国的に増えているのが、週2回、もしくは週三回など自分で学校に通う回数を選べる通信制高校が出てきています。


タイムパフォーマンスが重要なZ世代やα(アルファ)世代のニーズを理解する


タイムパフォーマンスとは、費やした時間に対する満足度の度合いを示す言葉です。


短時間費やして、満足度が高いことを、「タイパが良い(高い)」と表します。


一方で、、長時間を費やしても満足度が低いと「タイパが悪い(低い)」と表すのが一般的です。


無駄な時間を費やしたくないという意味では、通学時間、教室内で退屈に過ごす時間等については、タイムパフォーマンスが悪いと考えている若者も多いです。


自宅学習ができる自動車学校とは?


コロナ禍を経て、多くの自動車学校では、強化学習を自動車学校の教室で行うのではなく、オンラインによる自宅学習へと移行しているところが多くあります。


これにより、受講者は、教室へ通う必要がなく、空いた時間に学科教習を受けることができます。

しかし、実際に運転をしなくてはならない場面では、自動車教習所へ通い、直接共感から指導を受けるのは、以前と変わりありません。


学校教育で教える方法にも変革が必要


世の中では、DX(デジタルトランスフォーメーション)化が急速に進んでいます。


これまで全て人がやっていたことを、あらゆるデジタルツールやコンピューターによって、置き換えることが可能になってきました。


今後学校でも、ライブコンサートのように、生徒たちの前に生放送的に先生が壇上に立って、独占的に教える授業を進めていくのではなく、必要に応じて、授業のオンライン化を進め、子供たちは自ら学ぶ力を培うことが、必要となってくるでしょう。


実際のところ、教える先生たちの経験や知識のレベルも様々で、体調が悪いと授業が進まなかったり、先生の楽しい雑談で授業がなくなってしまうなんて言うこともよくあります


人から教わる時間と言うのは、タイムパフォーマンスとしては低くなる場合もあります。


学ぶ人たちが、利用可能なデジタルツールや情報等にアクセスしながら、自ら学ぶことを促進できるようになれば、デジタルと人の融合は子供たちの学びを急速に推し進めることもできます。

教授者主体の授業から学ぶ者が中心となる授業へ



これか現在ある学校教育では、先生の力量に頼った学科指導や部活指導が教育において大きなウェイトを占めています。


例えば、以前は、飛脚が荷物を届けていた江戸時代とは違って、今の時代では宅配会社がトラックで荷物を運んでくれています。

同じく教育業界でも全てを人作戦で行うのではなく、使える技術やサービスはどんどん活用することが、現代の子供たちには合っている学びのスタイルなのではないでしょうか。


学校教科の知識やスキルばかりでなく、学び方やキャリア形成をサポートする教育現場へ


先生たちが不要なのではなく、今後も先生たちは重要な役割を担っていくと思います。


先生たちの役割は単なる学校教科の知識や技能強化のスキルを教えるだけでなく、学習者たちを自ら学べる学習者に育つようサポートする方向へ大きく今、まさにシフトしている転換期にあると思います。

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